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Gemini PDA セカンドロット

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DHLから携帯にSMSが入りました。

「アヤチ様,DHLです。イギリスからの荷物が到着予定なのですが、明日午前中以降で都合いい日時を教えて頂けますでしょうか?よろしくお願い致します」

確認しようとしている間に、物が届きました。輸入消費税千円と手数料千八十円が着払いで計2080円かかりました。


Importdhl

開けてみると、Gemini PDAのセカンドロットです。ゴールドにしたらもう届きました。

Img_20180525_073600


もう少し渋いのかと思っていましたけれど、現物見るとなかなか派手に感じます。
Img_20180525_073623


開いた見た目は一緒です。今回もUSキーボードにしています。

キーボードの感触がカチャカチャしたものからほんの少し上質になっています。重くなったというほどでもありませんけれど、筐体をゆっくり閉めるときに、キーボード面で一度止まり、さらに押し込むとパチッと閉まる感じになりました。悪くないです。


Screenshot_20180525055335


初期状態だと、画面強制横長固定なので、設定を変更します。

Screenshot_20180525055341


これでよし、と。
あれ、このファームまだ新しくなってないなー。


セカンドロットの違うのはキーボードのゴム品質と、SOCの変更だっけ。ええと、CPU-Zで見てみます。

Screenshot_20180525082712

ファーストロットはX25、うん。

Screenshot_20180525083148

今回からはX27か。間違いなさそうです。


Gemini PDA(5月以降出荷X27版)ファームウェア有線書き込み

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X27のGemini PDAが届きましたけれど、ファームが古いままでした。3月のバージョンです。
Screenshot_20180528165216
そしてOTAアップデートが降ってきません。最新と言われます。AppBarが勝手に立ち上がったり、筐体閉じて開きなおしたら強制デスクトップになるので新しくしたいです。

サポートサイトのファームウェアのページを見るとちゃんと5月10日のがあります。仕方ない、USBつないでWindowsPCからアップデートしよう。


Firmware1


サポートサイトから、Windows用にフラッシュ用ドライバをダウンロードしてインストールします。エラーになります。ええ、64bitだよこのPCのWindows環境。入れなくていいのかなあ。これが原因でレンガになったらいやだなあ。
仕方なくバッチファイルを開いてコマンドラインで手動でインストールします。

(フルパス)/dpinst.exe /PATH "(フルパス)VCOM" /F /LM /SW /A

と打ちます。入ったっぽいです。

フラッシュツールをダウンロードして解凍します。そして該当のファームウェアもダウンロードします。初期ロットのX25用と、今月出荷開始されたX27用で別になっています。
両方あるから両方落とします。

フラッシュツールの使い方は、フラッシュガイドのページに親切丁寧に書いてあります。


20180528_8

まず、NVRAMのバックアップです。何はともあれこれは必須です。flash_tool.exeは管理者モードで立ち上げます。

20180528_5


Readback タブでAddボタンを押し、Read Back ボタンを押して、USBケーブルをつないでGemini PDAのESCキーを長押しして再起動します。

20180528_6


FlashToolWindowsフォルダ直下に生成された「NVRAM0」というファイル(5,242,880bytesでした)を別のフォルダーのコピーしてしっかりバックアップします。よししょし。

flash_tool.exeを管理者モードで起動して、Scatter-loading Fileを指定します。

Gemini_x27_10052018
フォルダに解凍された、
Gemini_Android.txt
を指定します。


20180528_11

Download Onlyを選びます。デュアルブートにするわけではありませんので。

指定したら、flash_tool.exeのDownloadタブのDownloadボタンです。電源入れなおしておいたGemini PDAをUSBでつなぎなおして、ESCキー長押しメニューからまた再起動します。


Img_20180528_165256


再起動してフラッシュツールから自動で認識されると、フラッシュが始まります。

20180528_12

しばし待ちます。


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そろそろかな、と見るとまだ51%あたり。もうちょっと待つと完了です。

20180528_17


USBひっこぬいて、ESC押しで起動します。


Screenshot_20180528192036


無事X27のGemini PDAも5月10バージョンになりました。

Screenshot_20180528192214

設定メニューに「Gemini Settings」が現れました。

Screenshot_20180528192220

よしよし、App Barは呼ぶまで勝手に起動しない、筐体閉じて開きなおしたら勝手にデスクトップにならないで使っていたアプリの画面に戻る、と。これでおっけー。

Gemini PDAをデュアルブートに変更

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X27版のGemini PDAを最新ファームに書き換えできました。

2台あるんだから、X25版はデュアルブートにしてDebianも上がるようにしてみるかな。まだまだ開発途中らしいけれど、アップデートはまたぼちぼちやればいいか。

例によって、公式サポートサイトのファームのページを見ます。ええと、パーティションを切り直すのか。

専用のページが用意されています。とりあえずAndroidに32GBくらいにしておこうかな。

Gemini_Dual_Boot.txt

をダウンロードできました。なんだ、これを指定してフラッシュツールで書き込めばいいのか。簡単になっているなあ。

とはいえ、今回はDownload Onlyではなく、Firmware Upgradeを指定して実行です。失敗は怖いな。まずはその前にNVRAMのバックアップが必須です。

さて、NVRAMをバックアップしたら、いよいよ書き込みです。

そしてUSBを抜いて、横の銀色のボタンをずっと押しながら立ち上げると、おお。

Img_20180528_160418

そして、延々待って、起動してきます。

Img_20180528_161208


geminiでログイン。

Img_20180528_161408


むむ、Xfwm4あたりを試すかな。


延々待ちます。黒い画面でずいぶん待ちます。


Img_20180528_161503


上がってきたか。遅いな、めちゃくちゃ遅いな。

Img_20180528_161545

おお、動いている。

Img_20180528_161610

指先で操作。マウスほしいな。

Img_20180528_161621


うごかせるなあ。FireFoxとか起動はします。

Img_20180528_162129

Xtermを立ち上げてぽちぽち。見えないや。

公式ページでもすぐアップデートが必要と書いてあるけれど。まあまた今度時間があるときに試すかな。
デュアルブートできることはわかりました。

リブートして、横の銀色のボタンは押さなければ普通にAndroidで起動します。とりあえずこれで。


Gemini PDA USキーボード版の標準レイアウト初期設定

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Gemini PDAを2台初期化したので、キーボード初期設定の簡単な備忘録です。

USキーボードモデルの話です。

初回起動時にGoogleアカウント(メールアドレス)を登録するときに、@(アットマーク)がShift+2で出ません。
このときだけは、Fn+kで入力します。

そしてATOKを含む常用アプリのインストールが終わったところで、一度キーボードの設定をします。

Screenshot_20180530084708

Geminiキーボードというアプリが入っているので、それでまず自分のGemini PDAのキー配列を選びます。USキーボードモデルなので、日本語ではなく、English(US)を選びます。ここを間違えると、@(アットマーク)はShift+2ではなくFn+jあたりになってしまいます。

Screenshot_20180530084733

Geminiキーボードアプリだと、一度Geminiキーボードに切り替えないといけないので、その後ATOKの方で設定を確認してATOKに切り替えてしまいます。

Screenshot_20180528203105


アプリ一覧からATOKのアイコンタップで起動して、「ATOKを使える状態にするには」ボタンを押せば設定はわかりやすいです。

Screenshot_20180528203123

ATOKに切り替えます。


Screenshot_20180528203052

設定の物理キーボードの画面でこうなっていれば大丈夫です。

Geminiキーボードアプリがインストールされてさえいれば、「設定」の「言語と入力」「物理キーボード」「ATOK-日本語」からキーボードレイアウトを選択できると思いますけれど、そこでEnglish(US)を選ぶ、というだけの話です。


これが、Gemini PDAで自分の注文したキーボードレイアウトを指定する手順です。
今回は初歩的・標準的な話でした。


長音がFn+oなのは面倒だからカスタマイズしたい、でもroot取りたくないという話はまた次回。

Gemini PDAのキーボードをカスタマイズする(root権限不要)

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Gemini PDA USキーボード版ですけれど、大変気に入って毎日使っています。


ちょっと気になるのは、ハイフンや長音をFn+oで打鍵しなければ入らないのが面倒に感じることです。
もちろん、root権限付きのファームを書き込めば、keylayoutも、keycharsも好きなように書き換えできるわけですけれど、最近のAndroid端末はrootを取らなくても普通に使えることが多いので、root権限なしの標準ファームでいいやと思っているところです。


さて、非rootでキーボードのキーカスタマイズする方法として、Andorid4.1から、User-installable keymapsという仕組みでユーザーがインストール可能なキーボードマップをサポートするようになりました。日本語109キーボードを外付けで使うときに便利になったあの機能です。

この機能を利用して、Gemini PDAのキーの入れ替えができるはずです。アプリを作る必要はありますけれど、y10gさんがそのものずばりのソースを公開してくれていますので、これを参考にすればなんとかなるかもしれません。

公式のデベロッパーガイドでも、丁寧に説明があります。よくわかりませんけれど、たぶんなんとかなるでしょう。

というわけで、まずはAndroidの開発環境を作ってみます。今はAndroid Studioっていうのがあるのか、初めてダウンロードして入れてみます。


20180601

インストールが終わると、早速作ってみる感じです。

20180601_1


なんだかわかりませんけれど、初めてのアプリの作成ガイドの通りにやってみます。


20180602_1


チュートリアルが分かりやすいです。アプリの名前は「chgkey1」とかにして試してみるかな。
自分のドメインを入れます。公開しなければ、なんか適当なユニーク文字列でもいいかもしれません。(このドメインはアプリの特定のために、後でドット区切りを逆の順番に並び変えて記述します)

20180602_2

4.1以降の機能を使うし、はなからGemini PDA用です。ヌガー以降にしておこう。Andorid対象バージョンは7以降を選びます。


20180602_3

何も考えずに表示されたEmpty Activityのまま次へ進みます。Finishボタンを押して終了です。

ふむふむ。あっという間にhello worldアプリが一行のコードも書かずにできました。すごいな。Javaを全く書かなかったぞ。


さて、キーボードのキー入れ替えのアプリを作ります。hello worldアプリにちょっと手を加えるだけですみます。
y10gさんありがとうございます!感謝です。


いじるのは、
AndroidManifest.xml
と、
res/values/strings.xml
です。

追加したのは、
res/values-ja/strings.xml
res/xml/keyboard_layouts.xml
res/raw/chgkey1.kcm
です。

javaのコードは一行も書きません。xmlいじったのと、キーのキャラクター指定ファイルを置いただけなのです。

なんて簡単なんだ。


アプリ自体は自動生成されたHello World表示アプリですけれど、肝はユーザー作成のキーボードレイウトファイルを使えるようにしてインストールする指定をXMLで追記していることです。これだけで、サンプルアプリをインストールすれば標準の設定画面から物理キーボードのレイアウト選択画面で選べるようになるという寸法です。

まず、マニフェストに宣言します。公式デベロッパーサイトの該当ページのサンプルコードや、y10gさんのソースの通りです。 applicationタグの下に、receiverタグをサンプル通りに挿入すればおっけーです。

20180602_6


レシーバーで指定した@xml/keyboard_layoutsというリソースをresフォルダのxmlの下に放り込みます。
xmlフォルダごとファイルコピーすると、Android Studioから自動的に認識されました。

20180602_7

つぎに、自分が放り込むキーボードレイアウトに名前を付けます。Andorid標準の設定アプリで、物理キーボードのレイアウト一覧を選ぶときに何という名前で表示するかの指定です。

20180602_8

res/values/strings.xmlはアプリの名前だけ書かれて自動生成されていました。ここに行追加します。


20180602_9


日本語で表示したい場合に、
res/values-ja/strings.xml
をコピーします。Android Studio上でヒントから編集していっても作れます。


あとは、肝心のキーボードレイアウトファイルです。
これは事前に作っておいたのを、
res/raw/chgkey1.kcm
というファイルでコピーしました。

ぼくはUSキーボードモデルです。このkcmもUSキーボード用で、一か所だけ「-」と「\」を入れ替える単純なものです。

日本語キーボードモデルは持っていないので作っていません。
Geminiキーボードアプリを、たぶんESファイルエクスプローラーあたりでapkにして、拡張子をzipに変えて、keyboard_layout_japanese_gemini.kcmあたりを抜き出してそれをカスタマイズすればいいんじゃないかと想像します。


ともかく、ぼくはよく使う長音を1キーで打ちたいために、バックスラッシュキーを押せばハイフンが出る、Fn+oを押せばバックスラッシュが出るという単純なキーの入れ替えだけのkcmファイルとしました。

ほかのキーレイアウトにしたときは、kcmファイルだけ書き換えて入れてビルドすればいいということです。
klじゃなくてkcmなので、装飾キーの入れ替えは制限がありま す。klはroot取って変更ですね。

さて、ビルドしてみます。

20180602_10

ビルド通りました。


20180602_12


デバッグ用のapkを作ってみます。
できました。なにそれこわい。
Dropbox経由でGemini PDAに入れます。提供元不明のあぶないアプリです。

Screenshot_20180602074337

セキュリティ設定を変更しないとインストールできません。やばいもんだな。後で設定戻しましょう。

Screenshot_20180602074402

特別なアクセス許可を必要としないそうです。


Screenshot_20180602074410


インストールできてしまいました。やばいね。

Screenshot_20180602074414

実行する必要はありません。キーボードレイアウトをインストールすることだけが目的のアプリなので。実行してもHello worldが表示されるだけですけれど。


Screenshot_20180602074442


設定から「言語と入力」「物理キーボード」を開きます。
ぼくはATOKを使っているのでタップします。キーボードレイアウトの一覧がずらずら出てきます。


Screenshot_20180602074458

でたー。やったー。

Screenshot_20180602074503

これでバックスラッシュとハイフンを入れ替えたキーボードになりました。

早速Jota+などで試してみます。


Screenshot_20180602074623


うまくいきました。

配布するapkを作るためには、署名してリリース用のapkを作るみたいです。ドメインや名前、住所、パスワードなどを入れ、署名してリリースapkを作ってみます。
ふむふむ、


できました。

apkです。

「chgkey-test20180601.apk」をダウンロード

ソースです。

「chgkey1_20180601.zip」をダウンロード

というわけで、また一つ快適になりました。

Gemini PDA カメラ、CTRLはAの横

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Img_20180628_211256

Gemini PDAのカメラも届いています。モジュールをはめて組み立てます。
最初認識せず、コネクタを押してはめなおしたらやっと再起動で認識しました。


Img_20180613_074549

Img_20180613_170940

Img_20180613_171402

Img_20180614_081330

最初、ああ使えないトイカメラ、と思ったものの、屋外で明るければそれなりで、なんとなく便利に使っています。
コンデジの代わりには画像処理不足です。

そうそう、5chあたりではキーカスタマイズを色々試されているようです。いいですね。

ぼくはカーソルキーはいじらずに、ハイフンとバックスラッシュに加えて一点、CTRLはAの横、にだけしています。


Img_20180628_211847

あまりいじっていないので、キートップも差し替えていません。

「chgkey2_20180628.zip」をダウンロード

Moto Z用キーボードMod生産中止

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Keyboard Mod: A Physical Keyboard For The Moto Zは残念ながらキャンセルされました。

クラウドファンドIndiegogoの該当プロジェクトページの「Update」に詳細が公表され、出資者にはメールが届きました。
paypalでの全額返金か、 今後発表予定の「Q-device」というスライドキーボードスマホへの初期ロット出資の割引適用が選択肢です。

キーボードModのためだけに残していたMoto Z2 Playも引退させようかと思います。

手元には、Gemini PDAのファーストロットとセカンドロット、そしてBlackberry key2があります。
Keyboard Mod、さようなら。

Imag0823


GPD Pocket2はわずかに重くなりました

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GPD Pocket2が届きました。

Core m3になってストレスなく動くと期待できます。


Img20181025080406

で、気になっていた実機の実重量を計測します。GPD Pocketは実機500gで設計値より重かったのです。


Img20181025080255


508gでした。残念、GPD PocketよりGPD Pocket2の方がわずかに重くなっています。
測るまでは重くなった気も軽くなった気もしませんでした。1%程度ですから。

何度も計測して、507gか508gで間違いありません。重くなっています。

もう一つ残念だろうと思っていたポインティングデバイスですが、
マウスカーソルの動き、いいです。ThinkPad赤キャップに換えたGPD Pocketよりマウスカーソルのコントロールはしやすいかもしれません。
ただ、クリックボタンがセンサ面押し込みなので、押し込んでしまうとクリック時に位置がずれることがあります。キーボード左上にも独立左右クリックボタンがあります。両手で筐体を持っている場合には使いやすいです。机に置いてホームポジションで使うことには最適化されていません。まあ工夫でなんとかなる範囲ではあります。そもそもタッチパネルで使ってもかまわないのですし。

実際使ってみて、ウィンドウGUI操作上は外付けマウスは不要だと思える使いやすさです。マウス使ったゲーム等をするなら必要かもしれませんけれど。

使っていて動作が重くなるような印象はありません。底面ファンからの暖風が少し気になりますけれど、うるさいときはファンを停めるスイッチまで用意されています。使い勝手はよく考えられています。


Img20181025080414

キーボードも配列がいじられていますけれど、慣れれば使いやすそうに思いました。最初はとまどいますけれど、悪くありません。


よくできたWindows 10 小型ノートPCです。普通に使えそうです。


GeminiPDAでライフログ(タイムスタンプ付き即時メモ)

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みかちゃんと話をしていて、PIMはAndroidやiPhoneで使えるようになったけれど、HP 100/200LXのテキストメモは今でも最も使いやすい環境だという話が出ます。

で、今ならGeminiPDAがHP 100/200LXの替わりの第一候補だと思います。

ぼくが使っているのは、タイムスタンプ付き即時メモです。それもテキストファイルで保存するものです。

元々はHP 100LXで作ったシステムマクロとME.EXMによる環境が元になっています。
Scrn1902


「タイムスタンプ付きのメモを、一つのテキストファイルの先頭に常に最新のメモが挿入されるように書き込む。」

これだけの単純なことです。今で言うライフログみたいなものでしょうか。
このテキストファイルは、一つです。いくつも分けたりしないです。必要な場合、CSVなりのデータファイルを別に作ることはあります。でもそれは即時メモとは別の話です。

HP 100/200LX の場合、標準のシステムマクロで簡単にできました。EXkeyすら使いません。

Scrn1901


システムマクロなので、Fn+F1キーを押せば、瞬時にメモを書ける状態になります。瞬時というのは1秒を大きく下回るということです。0.1秒とか0.2秒とかそういう感じです。そしてF10なりで保存して終了です。

HP 100/200LXの場合は、電源ONボタンを押すと瞬時に(0.1秒未満です)画面が点きます。筐体を開いて[ON]
{Fn+F1}で、そのままメモの本文を打って、保存して終了です。目で画面のボタン位置を視認して指でタップしてというような手間はない、目をつぶってもできる瞬時の操作です。これがとても大事だっと思っています。

この環境を作るために、たくさんの小箱を買っては色々試し、いつもHP 100/200LXには及ばないと思う時期が25年以上続いているわけです。

とはいえ、Nexus 5の頃のことですけれど、環境的には近いことができるようになってきました。Nexus 5では小型のBluetoothキーボードだったので二つの筐体を保持するなどの難点がありました。
で、今では
GeminiPDA
という素晴らしい機種があるわけです。

GeminiPDAをAndroidで使って、同じようなタイムスタンプ付き即時メモを取る環境が今日の話です。

アプリとしては、Jota+というアプリを買います。PRO-KEYは650円です。だまされたと思って、もしくは何も考えずに、買ってください。もし、ぼくがAndroidアプリで1本だけ課金するなら、Jota+を選ぶと思います。

ぼくは、あと保存場所にDropboxを使っています。Dropboxはフリー版の範囲でしか使っていません。テキストファイル なら容量的にも十分です。

さて、設定ですが、まずはDropboxの適当なフォルダーにテキストファイルを一つ用意します。ここでは
MEMO.TXT
というファイルにします。名前はなんでもいいです。

Dropboxアプリですけれど、一度ログインしたら後はほとんどそのままつかいますけれど、少し設定をすると便利になります。

まず、テキストファイルをJota+で開くように設定します。

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Screenshot_20190119213908

これで、MEMO.TXTなりをタップすればJota+で開きます。これだけでももちろん使えます。

Screenshot_20190119213252

よく使うファイルなのでスター付きにしておけば探す手間もありません。


Dropboxの設定は、後でもう一点します。でもとりあえずJota+が起動したのでJota+の設定をしましょう。

まずはタイムスタンプです。定型文という機能がありますので、ここに登録します。

Screenshot_20190119213359

登録内容は、こんな感じです。


%yyyy%/%MM%/%dd% %HH%:%mm%:%ss% %|%

Screenshot_20190119213405


つぎにショートカットキー登録です。ぼくはファイル先頭にカーソルを移動するのをCTRL+Tに、タイムスタンプ挿入をCTRL+Dにしています。キーはお好みで。

Screenshot_20190119213426

Screenshot_20190119213449


ついでにCTRL+Sで上書き保存、CTRL+Qで終了にしています。


つまり、Jota+が起動したら、
CTRL+T CTRL+Dと打ってからメモを取り始めるということです。


2キー打つのがやや手間ですけれど、LXのときも電源ONは押していたのであまり気にはなりません。

ここまででタイムスタンプ付きメモは取れる環境ができました。


でも、即時メモと言うにはまだ少し手間があります。1秒未満でメモを打ち始めないと即時とは言えないと思います。
問題は、Dropboxを開いてMEMO.TXTをタップして、そこから自動ダウンロードされたMEMO.TXTをJota+で開くという手間とタイムラグです。Jota+にはDropbox ConnectorV2もありますけれど、そちらを使うと1-2秒待たされていることがよくわかります。これでは即時メモではありません。

でも、今では即時メモができます。DropboxとJota+と両方に設定をします。

Dropbxの方では、オフラインフォイルの設定をします。MEMO.TXTをオフラインファイルとして指定すれば、GeminiPDAのファイルとDropboxが自動で同期します。電波圏外で編集したローカルファイルは圏内になれば自動でアップデートされます。ポイントはメモを打ち始めるのがローカルファイルに対してなので瞬時起動になる、待たされないという点です。


Screenshot_20190120212036


Screenshot_20190120135429

Jota+の方は、設定のファイルで、起動時の動作を前回開いたファイルを開くにします。


Screenshot_20190120202127


これでタイムスタンプ付き即時メモの環境が完成です。

Jota+の設定は念のため、設定その他でGoogleDriveへのバックアップや設定バックアップをしておけば安心です。

GeminiPDAで環境を作りましたけれども、もちろんBlackberry KEY2 LEでも同様です。Blackberryならランチャーから「J」とかでJota+起動にしておけば、画面タップも一切不要で即時メモ取り開始ですね。

LXのAppointments用最新祝日データ作成

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Scrn193


そういえば、HP 100/200LX用の祝日データを最新化していませんでした。

今年のゴールデンウイークのデータが間違っています。いつ準備したデータだったかな、と確認すると、どうやら10年前に準備したデータでした。

まじかよ!10年経ったのかよ!と驚きます。

今ならどうするか、Googleカレンダーで日本の祝日を自分の予定にコピーで取り込んでファイルに落として変換するか、そもそも公式データってないのかしらん。

ありました。国民の祝日について - 内閣府に、
平成31年(2019年)から平成32年(2020年)国民の祝日
というリンク先でCSVデータがあるじゃありませんか!

これでいいや。中身を見ると、今年と来年の休日データです。シフトJISというか、cp932エンコードのCRLF改行データっぽいです。utf-8とかJSONとかじゃないけど、今は一般的な形式と言えるかもしれません。数年経てばシフトJISは微妙かもしれませんけれど。

CSVだからCassava Editorあたりで編集すればいいでしょう。
よしよし。


「hol2020lx.zip」をダウンロード

これをLXのAppointmentsで開いて、それに今までの予定データを[File]-[Merge]でマージすればOKです。

でも次回同じように準備するときにCSVの編集の仕方を忘れそうです。apptoutの使い方も忘れています。
…そうだ、Pythonで書いておけばいいんじゃないかな。
Pythonの正規表現は慣れないです。でもググってなんとかでっちあげます。ついでにエディタもSublime_textからVSCodeに乗り換えてみました。SublimeはAtomより見た目が好みなので使っていたのですけれど、VSCodeのデバッグはさっと使えるのが便利です。

「getsyuku.py」をダウンロード


とりあえずこの手順でいいかな。次に検討するのは2年後かな。


公開GoogleカレンダーからHP200LXのアポイントメント用に変換

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Scrn197


日本の祝日データにせよ、その他のカレンダーデータにせよ、Googleカレンダーなら色々と公開されています。

それをLXのAppointmentsに取り込めばいいのではないでしょうか。ちょっとやってみましょう。apptoutで登録できるから、apptoutで読み込めるCSVにすればいいはずです。

公開されたGoogl CalendarからはiCalendar形式のデータをダウンロードできます。それをCSVファイルに変換すればいけると思います。

まず、自分のGoogleカレンダーを開き、左側のメニューでカレンダーの追加をします。「関心のあるカレンダーを探す」「URLで追加」あたりで追加します。


20190215_8


追加したら、追加された他のカレンダーの設定で、iCal形式の公開URLを探します。
そのURLをブラウザの別タブあたりで開いてbasic.icsファイルをダウンロードします。これをCSVに変換します。

20190215_7

まあ、今ならPython3かな。Pythonで書こう。


「ical2csv.py」をダウンロード

python ical2csv.py basic.ics

で変換です。

Pythonが動く環境での話です。Windowsならダウンロードしてインストールが必要です。Linuxなどではふつう入っているとは思います。

Python標準以外でもimportしているのはたとえばicalendarとかなので、これも、
pip install icalendar
のようにインストールしておきます。

これで動くはずです、

basic.csvのようなファイルができれば成功です。


あとはDOS上で、
apptout -x appt.adb -i basic.csv -o gessyoku.adb -e

(-eオプションを付け加えるとイベントとしての登録になります)

のようにしてアポイントメントファイルを作ります。これをLXで開けば見られます。


Scrn198
惑星現象(国立天文台暦計算室)


Scrn195
二十四節気・雑節(国立天文台暦計算室)


Scrn194
朔弦望(国立天文台暦計算室)

Cosmo Communicatorが届きました。

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出資していた Planet ComputersCosmo Communicatorが昨日届きました。

Img_20191109_194238

 

普通に日本語とキーボードレイアイウト(US配列が依頼通り届きました)を選択して起動、Googleアカウントを入れてアプリを入れて完了です。

SIMをどこから入れるかしばし悩みました。なんと普通のSIMトレイになっています。

Img_20191109_193917

Img_20191109_193632


 

もう一つ、指紋センサーが付きました。外側ディスプレイの上がカメラ、下が指紋センサー付き左右ボタンです。

 

Img_20191109_211353

GeminiPDAの完成形と行った感じで、あまり変わりません。オプションで画質がラズパイカメラ並だったアウトカメラが標準装備で普通のケータイカメラになったのと指紋センサーがついたこと、SIMがトレイ式になったことくらいが大きな変更点だと感じます。

 

カバーディスプレイの使い方は公式動画でどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=kJLtbyYt9l8&feature=youtu.be&r=slt-eml-bck-a2e0&utm_source=sailthru&utm_medium=email&utm_campaign=bck-11082019update&utm_term=

 

 

Img_20191109_192952

Img_20191109_192927

Img_20191109_192855

 

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Img_20191109_192541

Img_20191109_192250

 

 

そうそう、キーボードバックライトが付いたことも大きな変更点でした。

Screenshot_20191109204524

Screenshot_20191109204556

Screenshot_20191109204613

 

 

 

スペックは実用上大差ないように感じます。

Screenshot_20191109204900

Screenshot_20191109204718

 

Screenshot_20191109205042

 

キーボードレイアウトのカスタマイズも、同様にできました。

「chgkey2_20180628.zip」をダウンロード

 

 

キータッチは少し品質が上がった気もしますけれど、たまに引っかかる感じがあるので似たようなものです。

GeminiPDA初期ロットよりセカンドロットの方が良くなっていて、Cosmo Communicatorはもっといいですけれど、本質的には似たようなものです。GeminiPDAがだめな人は同様にダメかもれませんけれど、ぼくは結構気に入っています。快適だと思います。

 

Jota+を入れて使い始めました。んん、満足です。

 

カメラで撮ったらこんな感じです。自転車降りて手持ちでぱぱっと撮っています。

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ちなみに、Pixel 4でも撮ってます。そちらだとこんな感じでした。

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カメラはPixel 4かPixel 3か HUAWEI P30を使うつもりなので割とどうでもいいです。

F(x)tec Pro1 (QX1000)はコンパクトハイスペックフルキーボード端末

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F(x)tec Pro1が届きました。Moto Z用キーボードMod生産中止の後継企画なので、2017年3月6日の出資からずいぶん長いこと待たされてしまっています。期待はしないようにしていました。
GeminiPDAがとても良かったし、COSMO Communicatorは電池が保たないけれど後継機として出ているので、そちらを使っていました。なので、今更届いて使うかなあ、と触り始めたのが正直なところです。
気になる細かい点はいくつかあるけれど、コンパクトハイスペックフルキーボード端末はとても良いです。

 

 

大きさは 154 x 73.6 x 13.98 mm。重量実測で244gでした。
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側面曲面ガラスのディスプレイは操作しにくいですけれど、5.99インチにしてはコンパクトになっています。
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最近はPixelシリーズを愛用していますけれど、厚みはあるもののPixel 3 XLやPixel 3aXLよりも少し小さくまとまっています。COSMO ComunicatorやGemini PDAの大きさに比べると実にコンパクトです。
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BlackBerry KEY2 LEと比べても縦横はそんなに大きく違わないです。もちろん厚さ(8.35→13.98)と重さ(156→244)がだいぶ違います。
特に重さはずっしりきます。でも244gはカーソルキーやESCキーや左右CTRLキーや左右SHIFTキーまであるフルキーボード付きとしては抜群に軽量と言って差し支えないでしょう。
6インチにしては軽量なPixle 3a XLがスペック表で167g、ぼくはMOMOSTICKを付けていて174gあります。Bluetoothコンパクトキーボードとして安定して使いやすいため愛用しているRiitek Rii mini Bluetooth keybord RT-MWK02が実測で94gです。この組み合わせても実測合計268gになりますから、それより軽いというのは、6インチで満足な親指打ちキーボードとしてはかなり軽量だというのがぼくの感想です。
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Snapdragon 835にメモリ6GB、Android 9というのも、最新ではありませんけれど十分ハイスペックと言える性能です。フルキーボード付きでこれはなかなか望めません。

 

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SIM2とmicroSDが排他です。SIMトレイがピンのいらないタイプなのが少し変わっています。爪で開くのですけれど、最初は固くて爪が削れました。2-3度開閉すれば容易に開くようになりました。
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キーボードの大きさですけれど、横幅は十分にあり、キー数66キーもあります。縦はやや狭苦しさはありますけれど、懐かしい感じの大きさです。
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BlackBerry KEY2 LEと比べても縦は同程度です。

 

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横幅はCOSMO Comunicatorほどはありません。
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HP200LXが近いかもしれません。

 

キータッチも、COSMO ComunicatorやGemini PDAのように軽く両手で快適に気持ちよく風のようにタッチタイプできるようなものではなく、HP100/200LXのようにしっかり押し込んでちょっと触ったり筐体を保持するために持っている程度では押したことにならない固さのキーです。キーとキーの間に隙間があり、しっかり押し込んでクリック感があるタイプです。
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このため、両手で持って親指打ちがしっくりきます。ちょうどヒンジから背板が立ち上がるような構造になっていて、背板に両人差し指をかけて親指打ちをするとしっくりきます。Gemini PDAのように首がぐらぐらして画面がゆれるようなことはなく、開いた状態でしっかり強めに固定されているため安定して使えます。
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机に置いて両手で打つのも、一本一本しっかり強く押す必要はありますけれど、意外に快適に打てます。
ただ、キーを強く押しこまないと認識しないことがあるため、Gemini PDAやCOSMO Comunicatorのように膝の上に置いて軽やかに気持ち良くタッチタイプすることはできません。一打鍵ごとに太ももにぐいっぐいっと押し込んで揺れながら打たないといけなくなり、画面が揺れて見えにくくなったり、ローマ字入力していて母音が飛んでしまったりします。しっかりした机のような置台が必要です。

 

開閉はバネが強めで、開いたときにしっかり固定されます。開くときにバネの力はそこそこのものです。取り落とし注意です。

 

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開いてしまえばしっかり固定されていて、持ちやすいです。

 

さてキー配列です。
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CTRLキーもSHIFTキーも左右にあります。AltやEscやSymやBSやDelなどのキーもちゃんとあります。
Jota+でCTRLキーショートカットを設定しているのですけれど、最初から普通に使えました。うん、実用。

 

記号キーもあります。配置がちょっと変です。
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右側はカーソルキーも使いやすく、素晴らしいキーボードだなと思うのですけれど、
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左側、AキーとCAPSキーの間にバックスラッシュキーがあります。QキーとTabキーの間はバッククォートキーを押し込めてあり、ZキーとShiftキーの間に二つの中かっこキーを入れています。なんじゃこりゃ、アルファベットキーを真ん中に寄せたかったのかしらん。
ローマ字かな入力をしていると、母音Aの場合に頻繁にバックスラッシュキーを押して打ち間違えます。またm¥ちg¥えた!みたいになります。
机に置いて打っているとこの配列も悪くないのですけれど、立って両手持ちだとなかなか慣れずまだ打ち間違えをしてしまいます。

 

でも、記号キーや機能キーが省略されていないのは本当に良いものです。sshで入ってvim使って快感、という感じです。

 

開閉が固いのも慣れればもう少し上手にできるようになるでしょう。側面カーブガラスなので意図せずタッチしてしまうことが多いのも、使いにくいけどコンパクトな筐体のためだから仕方ないかと納得するようにしています。

 

Pixel 3a XLで使っていたイヤホンTaoTronics TT-BH07をペアリングしたら音が出ません。仕方なくスピーカーで聞いたら曲によってノイズが乗ります。でも大丈夫、イヤホンジャックがあるのでそちらに別のイヤホンを差して聞いたら音質良く聴けました。BLuetoothイヤホンはまた別のを使うことにします。
COSMO Comunicatorみたいにバッテリーの減りが異様に早いようなことはなく、むしろ良く保つように思えます。そういうわけで、COSMO ComunicatorからF(x)tec Pro1にメインのキーボード機を交代しました。

 

 

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キーボードを開けると、自動で横画面になるのですけれど、これは設定で変更できます。
たいていのアプリは縦長画面が標準的なので、キーボードを出して縦持ちして、カーソルキーでスクロール操作などをすると快適です。これもメイン持ち歩き機にした理由の一つです。COSMO Comunicatorで縦持ちは大きく重く持ちにくいし、筐体の縦横で自動縦横表示変更できず手動指定か別アプリで設定制御かが必要になるのでこういう使い方に向きませんでした。F(x)tec Pro1は縦画面での扱いやすさがあります。

 

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落下防止に、とりあえずヒンジにストラップを付けています。閉じたときに少し隙間ができてしまいますけれど、落とすよりはいいかな。強度はまだよく分かりませんけれど、取れたりしなさそうです。

 

 

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使い勝手は良いです。シャッターボタン長押しでカメラが立ち上がるし、ホーム画面からのショートカットキー長押しでアプリ起動の設定もできるので、慣れてくるとどんどん手になじむ感じがします。

 

 

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そういうわけで、期待していなかった割にいいじゃん!と使っています。

 

さよならNOKIA E71

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ずっと毎朝目覚ましに使っていたNOKIA E71ですけれど、先週の暑さでついにお亡くなりになりました。

バッテリーが膨らみ充電が怪しくなってはいたものの、朝の目覚ましに使っていました。給電しながら電源ボタンを押してもうんともすんとも言いません。必ず朝起動して鳴っていたアラームがなくなりました。ざんねん、引退です。

 

横にあったデスクトップのグラフィックボードも暑さでお亡くなりになったので、こちらは普通に更新しました。

GTX1070TiからRTX2060に更新です。室内で40度近いのは危険です。

 

NOKIA E71の後継は自宅専用に置いてあったPixel 4にしてみます。

 

 

スマートフォンと言えば、Pixel 3を非常に気に入って、結局全色購入しました。

今はPixel 3 XLをメインに使っています。落として裏にひびが入っています。

COSMOがテキスト打ちなどに重宝しています。HP200LXは電卓やいざというとき持ち出して使います。

KEY2 LEやGeminiが次点ですけれど、出番はずいぶん減っています。Pixel 3a XLも自宅用です。

 

スマホについてはPixel 3/3 XLがすっかり気に入ったので、それ以降は他の端末の使用頻度があまり上がってきません。COSMOくらいでしょうか。

 

とにもかくにも、目覚ましはPixel 4にすることにして、スマートアラームを入れました。日本の祝日に対応し休日を追加できて安定しているものが望ましいのです。

 

E Ink電子ペーパー物理キーボード付きテキストエディタ機が欲しい

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E Inkの電子ペーパー技術 は、今もKindle Voyage、Kobo Clara HDなどで堪能しています。2年前にMobiScribeが届いて、電子書籍リーダー以外の使い道も、アクションゲームのような画面書き換えの激しいものでなければ、使えそうに感じました。
MobiScribeは手書きメモ用でしたけれど、自分の手書き文字の汚さから、キーボードでテキストエディタに打つ方が気持ち良いと改めて実感しました。

幸い、今はBOOXHisense がE InkのAndroid端末を出しています。MobiScribeもAOSP を元としていますけれど、GMSは入っていません。手許のBOOX Poke3も標準ではGMSは入っていませんけれど、入れることは可能でした。

Playプレテクト認定Androidデバイス ではありませんので、Android 互換性テストに合格していません。マルウェアがプリインストールされていない状態で出荷したことも確認できません。この点に留意した上で、E Ink 電子ペーパー表示によるキーボード付テキストエディタ端末として使う必要があります。

BOOX Poke3の場合、標準の[設定]-[アプリ]画面で、Google Playを有効化のチェックを入れ、その下のGSF登録のインクをたどって端末のIDをGoogleに手動で登録申請 して個別のホワイトリストに入れないとGoogle Playを使えません。作業は一手間二手間程度ですが、カスタムAndroid ROMを搭載するユーザーのための回避策を利用して登録しないと使えないものだと把握しておく必要があります。

 

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無事Google Playが使えるようになったら、ようやくJota+をインストールできます。

今のところ、Androidで日本語を打つためのテキストエディタならJota+一択に近いと考えています。Wrixなども出てきて、DataTimeClipなどの便利なツールもありますし、まあJota+以外は今後に期待というところです。

 

さて、BOOX Poke3にJota+をインストールした後は、キーボードをどうしましょう。

まずはBookey Stick で試してみます。

 

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すごくいい感じです。

 

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OneGX1Proより華奢な感じです。打鍵感も悪くありません。

テーブルや机に安定しておける前提なら良いのですけれど、ちょっと動かすとスタンドが横にずれてしまいます。

一番気になるのは、折りたたんだBookey Stickを広げる手間がかかる点です。何度も使っていると面倒に感じます。

もっとクラムシェルっぽくならないかなあ。

 

というわけで、AmazonやAliExpressで色々なところから販売されている、ミニワイヤレスBluetoothキーボードにしてみようと思います。
数年前にAmazonで買ったのは不良品っぽくて急に電源が落ちたりしてひどいものでした。でもとても薄型で横幅20cmというのは望ましい形でした。

AliExpress 辺りを覗くと色々売られています。また不良品で分解して半田付けしないといけないかもしれませんけれど、カバー付きというのがどうかなと思い、試してみます。

 

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固定が甘いので輪ゴム2本で補強してみました。

方向性は良さそうですけれど、デカくなってしまいます。キーボードは初期不良もなさそうなので、キーボードはこれでいってみよう。

 

フリーストップヒンジを物色したり、スマホカバー類を物色したり、厚紙ファイルを切って自作するかと検討した結果、一番手軽な案を試してみます。

自転車部屋をごそごそ漁ると、昔絵本の補修に使った製本用のカバーテープ が見つかります。

これでいいや。

 

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む、思ったよりずっといい感じです。こんなんで。

 

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キーボードの裏はフラットです。

 

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BOOXを立てる脚はmicroSDカードを買ったときにアダプターと一緒にはめてあるパッケージがたくさん余っていたので貼り付けます。

 

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見た目は良くありませんけれど、持ち運びにも困らなさそうです。

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なにより、抜群に薄型で軽量です。

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実測で272gでした。なにこれ素晴らしいじゃん。

Android端末なのでソフトは色々入れられますけれど、基本テキストエディタ専用です。

時記メモ用です。最近、DropboxベースだったのをOneDriveベースに変えてみましたけれど、Jota+ならどちらも問題なく対応しています。

 

まったくいい時代になったものです。

 

 


分厚く重く古臭い、手になじむQWERTYキーボードスマホ、Titan Pocket

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UnihertzによるQWERTYキーボード付Android 11 端末「Titan Pocket」をKickstarterで5月19日にバックしていたところ、一昨日完成品が届きました。

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箱を開けて、分厚くて重い!

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SIMと画面フィルムとストラップを付けたら224gもあります!こんな重いの胸ポケットに入れられない。

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KEY2 LE(156g、厚さ8.4mm)と比べると、面積はコンパクトですけれど、あきれる重さです。

分厚い(16.8mm)のは、持って打っていると、古臭い感触ですけれど悪くないです。取り回しやすい分厚さで、気に入りました。

キーの感触も悪くないです。ぱっと見BlackBerryっぽいけれど配列は別物で、最初とにかく戸惑います。

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スペースキーがVとBの間にねじ込まれています。シフトなどの装飾キー・機能キーは最上段です。

BlackBerryのことは忘れて、全く別世界の配列と思って慣れていけば、そこそこいけます。
BlackBerryファンには到底受け付けられないものだと思います。

最上段のシフト、sym、戻る、指紋認証HOME、履歴、Fn、altといったキーを使いこなせると快適です。

SYMキーとFnキーと筐体右横のプログラマブルキー(電源ボタンの上の赤いボタン)はカスタマイズできます。

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システム設定のスマートアシスト-ショートカットセッティングの画面で、、

Ctrlキー、Symbolキー、魔法キー、TAB key、キーコードなしでアプリや機能起動設定キー(単押し、長押し、ダブルクリック)

の5種類から選べます。

 

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スマートアシストの設定項目は色々あっていじりがいがあります。

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Screenshot_20210904193317 Screenshot_20210904193322 Screenshot_20210904194111 Screenshot_20210904194129

 

AltキーとShiftキーの交換までできるようです。設定していませんけれど。

 

ぼくが設定したのは、以下の通りです。

Screenshot_20210904193415

 

HOMEキー設定でロック画面をダブルタップしますにして、ついHOMEボタンに触っただけで押していないのにアプリ画面が閉じてデスクトップに戻ってしまう現象を回避します。

Screenshot_20210904193621 Screenshot_20210904193802

同じくHOMEボタンを触れているとタッチだけで押していないのに長押しと判定されGoogleアシスタント画面が立ち上がるのがとても迷惑なので、デフォルトのデジタルアシスタントアプリをなしに変えました。

これでHOMEボタンに触ってしまうと画面が落ちるような不愉快な動作を回避できます。

あとは標準のホームアプリの設定です。

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Menu mode switchを切ってアプリ一覧をドロワーに追い出して、デスクトップはすっきり2画面程度に整理しました。

ランチャーはキーボードショートカット機能を有効にして使っています。長押し時間はカスタマイズできます。

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ただ、ショートカット機能は余り使っていません。よく使うのはプログラマブルキーに設定してしまいました。Jota+やライトなどです。

Titan pocketは延々ブラウズしたりする使い方よりも、さっとテキストを打って、使い終わったらしまう。そんなだらだらしない使い方が似合うように思います。

 

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そうそう、肝心のキーボードでの日本語入力関連です。

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標準のKika-Keyboardでも日本語入力できます。

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かな漢字入力と、英数字入力の切り替えのために、常に仮想キーボードを一行出して操作する感じです。

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おなじみGboardをインストールすれば、Shift+SPACEで日本語と英語の入力切り替えができるので、仮想キーボードは非表示にしてしまい、画面をタップせず物理キーボードで切り替えたい向きには良いと思います。

一番良いのは、AquaMozc for TitanがTitan pocketに対応予定ですので、対応したら買ってしまいましょう。

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ぼくはテスト版を試していますが、SymをCtrlにして、Fnは長音(マイナス記号)にしています。Shiftとaltはそのままの機能を残せています。

AquaMozc for Titan pocketではalt+SPACEでかな漢字と英数字の切り替えができます。快適です。

Ctrlが使えるので、Ctrl+p、Ctrl+oで半角英数字に後から変換も出来ますし、Ctrl+JBNMがカーソルキーとして動作するので、範囲指定やカーソル移動が物理キーボードだけで可能です。

ぼくにはAquaMozc for Titanは購入必須です。Titan pocket買ったら一緒に迷わず買うのが良いでしょう。

 

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古臭い見た目に合わせて、ストラップを付けてみました。

最近はmomostickばかり使っていたので、新鮮です。

適当なネジを緩めてストラップの糸を合わせて締めます。6角星形ドライバーがあればできます。

 

 

 

Titan pocket、ブラックベリー派は避けた方がいいと思いますが、これはこれで懐かしい使い方を思い出させてくれます。

 

言葉を紡ぎたいときだけ使い、スマホ画面閲覧に依存しない、そんな使い方が良いなと思います。

 

 

Android12でフォント太字化が標準対応

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Android12、Pixel4aなどに入れて、見た目が割と気に入って使っています。

 

Pixel 6 Proの設定をいじっていて気が付いたのですが、Android12ではフォントのボールド化が標準の設定で可能になりました。

Screenshot_20211031161740

 

「テキストと表示」に、テキストを太字にするというスイッチが追加されました。

そもそも「テキストと表示」も「ユーザー補助」の一部をまとめてサブ項目として追加されたものです。

Android12のユーザー補助は、

Screenshot_20211031161723

 

こうなっています。

Android11まではこうでした。

Screenshot_20211031161748

 

話題になっていませんが、公式のAndroid12ハイライトでもきちんと触れられています。

 

むしろ、Pixelでは「スタイルと壁紙」でフォントを変えられたのに、Andorid12ではできなくなったという文句の方が話題になったように記憶しています。

確かにPixelのフォントやアイコンをカスタマイズできる機能は削除されましたけれど、そもそも日本語フォントを変更できない機能だったので、ぼくとしてはがっかり機能だったものです。

 

なお、iOSでは大昔からシステムフォントの「文字を太くする」機能があります。要するにその真似です。

また、iOS13以降ではフォントをインストールするアプリを入れれば、フォントを追加して、PagesやKeynoteでは利用できるようになってきています。システムフォントを変えられるわけではありませんので、大昔からSamsungやシャープ等のAndroid端末でできるようにフォントを色々好きに入れてシステムフォントごとごっそりカスタマイズできるわけではありませんけれど。

 

Android12の「テキストを太字にする」機能は、システムフォント全体が太字になります。

 

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なるほど見やすくなっています。

また、アプリでローカルのフォントを利用して表示しているようなものも色々ありますが、そういったフォントもまるっと太字になります。

たとえば、ついっとぺーんでローカルに保存したアプリ明朝UD.otfを指定して表示しているのですが、これも太字になって見やすくなっています。

 

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視認性が良いこと、好みのフォントを好きに使えることは大事だと思っているので、今回のAndroid12の機能は良いなと思って使っています。

 

 

HP200LX内蔵Appoitmentsの祝日データ

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HP200LXのAppointmentsには、祝日データを登録して、今はGoogleカレンダーの予定を上書きしたファイルを閲覧して使っています。

Hol2024

祝日データは内閣府のCSVを取ってきて使っています。

Python3で書いてあって、気づいたときに実行します。

環境設定は、

$ pip install datetime
$ pip install requests
$ python3 getsyuku.py

という感じです。

WSLのUbuntuで実行することが多いです。

Appointmentsへの反映は、空のasbファイルを用意してあって、

Windows用にビルドしたapptoutを使っています。

> apptout32.exe -x empty.adb -i lxholiday20231029.csv -o holiday.adb -e

のような感じです。

サンプルです。

holiday2023.zip

 

 

mfont用明朝体フォントをアプリ明朝から作る

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Kindleやkoboなどでも電子書籍を幅広く選んで買えるようになっていますけれど、それにとどまらず、

なろうやカクヨムのように、Webで様々な小説を読んで楽しめる世の中になりました。素敵です。

 

テキストデータならHP200LXでも読めます。JupiterやHMEやLEで快適に読めます。

縦持ちならJupiter、

Hnzk1

HMEだと色々なフォントを使えます。16ドット縛りがありません。

Hnzk2

 

フォント自体を回転させたフォントファイルを用意することで、縦持ちにも対応します。

Hnzk3

Hnzk4

 

16ドットフォントで良いならLEなら軽快に読めますし、LEの機能でフォント回転も可能です。

Hnzk5

 

フロップデザインさんのアプリ明朝からFONTX2ファイルを作って楽しんでいます。

WFONTX.EXEを64bitのWindows11で実行するために、otvdmw.exeで動作させています。便利。
OTVDM
otvdm-v0.9.0で問題なく動作しました。ありがたたいです。

FUTOMEはLX上で動かしています。

16ドット、24ドット、22ドット(縦文字)、24ドット(縦文字)の各ファイルを作成しています。

APMH16X.FNT  16ドット半角フォント 8x16
APMH20X.FNT  20ドット半角フォント 10x20
APMH24X.FNT  24ドット半角フォント 12x24
TAMH22X.FNT  22ドット半角フォント 8x22
TAMH24X.FNT  24ドット半角フォント 12x24

APMZ16X.FNT  16ドット全角フォント
APMZ20X.FNT  20ドット全角フォント
APMZ24X.FNT  24ドット全角フォント
TAMZ22X.FNT  22ドット全角フォント(縦文字)
TAMZ24X.FNT  24ドット全角フォント(縦文字)

APM_fontx2_20231029.zip

 

 

 

 

 

明朝体FONTX2フォント各サイズの作成

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これらのファイルは、AyatiMax明朝フォントを、
FontX2形式に変換したものです。

AyatiMax明朝フォントは以下のフォントを改変して制作しました。
源ノ明朝 (Source Han Serif)
https://source.typekit.com/source-han-serif/jp/

横棒を太くし、全体に大きくし、半濁点を大きくし、半角用ANK部分に
手を入れ、数字のゼロに斜め線を入れています。
主にFontX2形式にしたときにやや無理やりでも視認性を高めたいという意図です。

8ドット

Amsfx08

11ドット

Amsfx11

14ドット

Amsfx14

16ドット

Amsfx16

19ドット

Amsfx19

24ドット

Amsfx24

 

FontX2形式への変換手順は、
Yoshiki OkaさんのWFONTX.EXE
をねむいさんのぶろくにてWindows10対応した
http://nemuisan.blog.bai.ne.jp/?eid=243986
WFONTX64を使わせてもらいました。Windows11で動きます。便利!
https://github.com/nemuisan/WFONTX64
ねむいさん、ありがとうございます。


AMSH08X.FNT  8ドット半角フォント 8x8
AMSH11X.FNT  11ドット半角フォント 8x11
AMSH12X.FNT  12ドット半角フォント 6x12
AMSH14X.FNT  14ドット半角フォント 8x14
AMSH16X.FNT  16ドット半角フォント 8x16
AMSH19X.FNT  19ドット半角フォント 8x19
AMSH24X.FNT  24ドット半角フォント 12x24
AMSH32X.FNT  32ドット半角フォント 16x32
AMSH7X.FNT  7ドット半角フォント 3x7
AMSH8X.FNT  8ドット半角フォント 4x8
AMSZ08X.FNT  8ドット全角フォント 16x8
AMSZ11X.FNT  16ドット全角フォント 16x11
AMSZ12X.FNT  16ドット全角フォント 12x12
AMSZ14X.FNT  14ドット全角フォント 16x14
AMSZ16X.FNT  16ドット全角フォント 16x16
AMSZ19X.FNT  19ドット全角フォント 16x19
AMSZ24X.FNT  24ドット全角フォント 24x24
AMSZ32X.FNT  32ドット全角フォント 32x32
AMSZ7X.FNT  7ドット全角フォント 6x7
AMSZ8X.FNT  8ドット全角フォント 8x8

 

https://www.ayati.com/LX/AMS_fontx2_20240529.zip

以下のライセンスに従い、無料でダウンロードでき、無料で利用できます。

 


ライセンス
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2024/05/29

「SIL OPEN FONT LICENSE Version 1.1」によるライセンスです。

同梱の
LICENSE.txt
の通りです。

この日本語訳は、以下から参照することができます。
http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/SIL_Open_Font_License_1.1

同梱のAyatiMaxSerif-Regular20240529.ttf
のメタデータで改変元フォントの著作権表記を参照できます。

 

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