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Channel: こばこのひみつ
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軽く楽しめるkobo mini

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kobo mini、良いです。(えっ!ホント!?)

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山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ 楽天「kobo mini」を読み、相変わらず楽天koboはダメかと思いつつも、Android用koboリーダー「楽天kobo」を試すと、なかなか楽しいです。まずフォントにモリサワ リュウミンが入っています。おお、素晴らしい。

しかも、「コンテンツのインポート」というメニュー項目があります。試してみると、ePubファイルを検索してライブラリに取り込んでくれるようです。
ePubは、最初T-toPで作ってみます。すんなりいくときと、大きすぎて章分割や、文字列の一部が原因で変換できないときがありました。
cssを変更できるので、


body { margin-left: 5%; margin-right: 5%; margin-top: 5%; margin-bottom: 5%; text-align: justify; writing-mode: vertical-rl; line-break: normal; -epub-writing-mode: vertical-rl; -webkit-writing-mode: vertical-rl; -epub-line-break: normal; -webkit-line-break: normal;}
pre { font-size: x-small; }
h1,h2,h3,h4 { text-align: center; }

と変えて縦書きにしていました。

その後、楽天kobotouch 非公式Wikiで、AozoraEpub3を知り、試してみると、これは素晴らしい、一発変換です。便利なものです。

さて、Androidアプリでkoboが当初の評判、印象にとらわれずに試すと、なかなか使えそうだと気づきます。早速kobo miniを入手します。
もちろん、小さいからです。

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今まで使っていたkindle PaperWhite 3Gが、不恰好に大きいお荷物に思えてきます。

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それもそrのはず、kindle PaperWhite 3Gは実測217g(カタログスペック222g)あるのに対し、kobo miniはカタログスペック134gと圧倒的に軽量です。ぼくの使っているkobo miniは、ストラップを付けて裏カバーを外したままにしていますけれど、実測わずか118gです。これは本気で軽いです。100gの違いは大きいです。
kobo miniは片手で持って、ページめくりをしても指が疲れるようなことはありません。

裏カバーは、外しても基板等が剥き出しになるわけではありません。見栄えと、滑り止めと、水滴がかかったときに浸入するのに多少時間がかかるようになる程度の機能かと思います。外すと、薄くなります。

裏カバーを外すと薄くなるのは良いけれど、滑りやすくなります。対策として、ストラップを付けました。

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ネジを囲むような位置にピンバイスで二つ穴を開けて、そこに通しました。これで安心です。
ついでにリセットボタンのピンホールも広げておきます。

kobo miniの良いところとして、専用のストアから買った電子書籍が読めるのはもちろん、USBマスストレージクラスでつなげて、ルートフォルダや、適当に作ったフォルダにデータを入れれば見られるところです。
テキストから変換した縦書きePubが一番読みやすいですけれど、.jpg, .png, .gif,, .bmpといった画像ファイルも放り込むだけで認識し見られます。残念ながら、日本語テキストファイルは、シフトJISでもUTF8でも正常に読めません。ここはFoxit eSlickに劣ります。ただ、テキストファイルは先頭にHTMLタグを一行挿入して、拡張子を.htmlや.htmにすれば普通に日本語で綺麗に表示できるようになります。
kobo miniでは日本語ファイル名でも問題ありませんでした。

楽天kobotouch 非公式Wikiテキストファイル読込で、「HTML形式にする (縦書き)」
を試すと、テキストファイルの先頭に該当のタグを挿入してファイル拡張子を.htmlにしてやれば、良い感じで縦書きで日本語テキストファイルが読めるようになります。素晴らしいなあ。
ただし、句読点が行頭に来たりすることもありますし、そもそも自動しおり機能が働きませんから、小説などの長文を読むには、ePub変換するのが最も便利です。

単なるテキストファイルの電子書籍は、青空文庫だけでなく、グーテンベルク21あたりでは販売してくれています。テキストファイルだと、どんなプラットホームでも(変換すれば)使えます。ストアの寿命や、提供元の都合で回収扱いにされると読めなくなるわけではありません。

DRM付の音楽データ販売から、DRMフリーの音楽データ販売に時代が変わったように、電子書籍も単なるテキストデータを付けて販売して欲しいものだと思っていますけれど、まあまだ十年以上先の話でしょうね。今はむしろ逆の流れです。
分野によるでしょうけれど、未来は必ずそうなるでしょう。テキストの利便性は音楽データの比ではありません。ぼくが生きているうちの話ではないかもしれませんね。全文検索、読み手による自在な解析、知識の再利用、ぼくは幸い、未来は良くなると疑いなく信じられる楽観性を持っています。

ところで、kobo miniの中を開けると、、
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やっぱり内部ストレージはmicroSDのようです。

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楽天koboと言えば、最初の(複数の)ひどい評判の印象がとにかく強く、悪いものだとしか思えませんでした。比較して未熟なのではなく、積極的に悪なのだという印象です。

でもAndroidアプリ「楽天kobo」やkobo mini自体は、試してみるとなかなか楽しめます。
kindleより実は良いところもあるし、遊べる、と楽しんでいます。

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