X27のGemini PDAが届きましたけれど、ファームが古いままでした。3月のバージョンです。
そしてOTAアップデートが降ってきません。最新と言われます。AppBarが勝手に立ち上がったり、筐体閉じて開きなおしたら強制デスクトップになるので新しくしたいです。
サポートサイトのファームウェアのページを見るとちゃんと5月10日のがあります。仕方ない、USBつないでWindowsPCからアップデートしよう。
サポートサイトから、Windows用にフラッシュ用ドライバをダウンロードしてインストールします。エラーになります。ええ、64bitだよこのPCのWindows環境。入れなくていいのかなあ。これが原因でレンガになったらいやだなあ。
仕方なくバッチファイルを開いてコマンドラインで手動でインストールします。
(フルパス)/dpinst.exe /PATH "(フルパス)VCOM" /F /LM /SW /A
と打ちます。入ったっぽいです。
フラッシュツールをダウンロードして解凍します。そして該当のファームウェアもダウンロードします。初期ロットのX25用と、今月出荷開始されたX27用で別になっています。
両方あるから両方落とします。
フラッシュツールの使い方は、フラッシュガイドのページに親切丁寧に書いてあります。
まず、NVRAMのバックアップです。何はともあれこれは必須です。flash_tool.exeは管理者モードで立ち上げます。
Readback タブでAddボタンを押し、Read Back ボタンを押して、USBケーブルをつないでGemini PDAのESCキーを長押しして再起動します。
FlashToolWindowsフォルダ直下に生成された「NVRAM0」というファイル(5,242,880bytesでした)を別のフォルダーのコピーしてしっかりバックアップします。よししょし。
flash_tool.exeを管理者モードで起動して、Scatter-loading Fileを指定します。
Gemini_x27_10052018
フォルダに解凍された、
Gemini_Android.txt
を指定します。
Download Onlyを選びます。デュアルブートにするわけではありませんので。
指定したら、flash_tool.exeのDownloadタブのDownloadボタンです。電源入れなおしておいたGemini PDAをUSBでつなぎなおして、ESCキー長押しメニューからまた再起動します。
再起動してフラッシュツールから自動で認識されると、フラッシュが始まります。
しばし待ちます。
そろそろかな、と見るとまだ51%あたり。もうちょっと待つと完了です。
USBひっこぬいて、ESC押しで起動します。
無事X27のGemini PDAも5月10バージョンになりました。
設定メニューに「Gemini Settings」が現れました。
よしよし、App Barは呼ぶまで勝手に起動しない、筐体閉じて開きなおしたら勝手にデスクトップにならないで使っていたアプリの画面に戻る、と。これでおっけー。